「フリーランスのエンジニアとして独立したいけど、どうやって仕事をとるのだろう?「いま仕事はあるけど、これからどうなるかわからないから不安」「仕事をいつも同じ人からもらっている。受注方法が偏っていて、案件獲得方法を増やしたい」
この記事はそんな不安&質問を抱えるエンジニアの方向けも記事です。
記事の内容
- 【結論】フリーランスWEBデザイナーの案件獲得方法
- 【具体的】フリーランスで効果的な必要なマーケティング&営業
- 紹介されるためのちょっとしたコツ
私のキャリアはエンジニアからスタートし、広告代理店へ転職。その後、独立して起業後数年はWEB関連仕事を主に受注していました。実際に自分でコードを書いていた時期もありますがディレクションのほうが得意です。
なのでキャリアのなかで「フリーランスエンジニアとして立場」「代理店として仕事を発注する立場」「ディレクターとして仕事をふる立場」の3つの立場を経験しています。
そんな背景から、3つの視点を加味しながら今回の記事を書いてみたいと思います。
※プログラマーというよりどちらかというとWEBデザイナーよりの人は以前に書いた記事(内容は似ていますが、少し違います)がありますのでそちらを参考にしてみてください。
参考記事:フリーランスWEBデザイナーの案件獲得方法まとめ【おすすめのみ】
【結論】フリーランスのエンジニアの案件獲得方法おすすめ3つ
結論からいうと、以下の3つをやるといいです。
どれかひとつというより3つセットでやることをおすすめします。
- 仕事用のブログ&SNSを始める。
- 制作会社/代理店に直接連絡する。
- 案件仲介サイトに複数登録する。
それではひとつずつ説明します。
1.仕事用のフリーランスエンジニアのブログ&SNSを始める。
これはあくまで仕事用なので個人とわけたほうがいいと思います。発注する側からすると簡単でもいいなのでキャリアやスキル、可能であれば人柄が伝わる情報を事前に知りたいのは当然だと思います。これはじつはフリーランスのあなたにとっても有益で「仕事のミスマッチ」「相性のミスマッチ」を防ぐための防止策にもなります。
書くべき内容
- 自己紹介文
- キャリア
- 時間単価
- スキル
書くと良い内容
- ライフワークにしていることの日記
- 自分のスキルアップの日記
詳しく説明します。
書くべき内容:自己紹介文、キャリア、時間単価、スキル
これだけは最低書いておきましょう。自己紹介文はなるべくあなたの人柄がわかるようにストーリー形式でいままでのあなたの人生をかいてあると面白く読んでくれます。その際、仕事で成功したことよりも失敗したことを書きましょう。
面接などで成功体験ばかりやすごいプロジェクトをやった!みたいにやたらもってる人がいますが実はそういうのは「嘘だろ」と思われるのが山で、面接するほうはあまりそこを気にしていません。むしろ書きすぎるとマイナスです。
それよりもあなた経験がわかるように実際にやったことを素直に書いたほうがいいです。スキルについても詳しく書きましょう。WEBディレクターといっても言語だけきいてもよくわからない人もいるのでPHPと書くより「ワードプレスのプラグイン開発」と書いてくれたほうがわかりやすくていいです。スキルセットとともに「具体的にその技術で何ができるのか?」を書いておくのがポイントです。
あと最後に単価も忘れずに書きましょう。発注側は見積もりやすくなって発注しやすくなります。
書くと良い内容:趣味(ライフワーク)自分のスキルアップの日記
上記の内容だけであれば履歴書とさして変わらないので(履歴書よりはいいが)、できれば「ライフワークにしていることの日記」と「自分のスキルアップの日記」もブログで書いていきましょう。
そうすることで、
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- あなたの日記をみることで人柄がわかる。
- 発注者側があなたのスキルレベルがわかるので頼みやすくなる。
- 発注者側があなたが日々成長しようという人柄だとわかる。
- 検索する側のエンジニアにとって有益。あなたのファンになるかも。
そして将来的にはこのブログから収益&仕事が生まれるようにします。スキルに関係ないブログも必要?と思われるかもしれませんが、応募者のブログってこっそりみたくないですか?
応募者が来たら初対面で緊張してしまい面接とかの対面ではむっつりしてしまうけど、帰ったあと全力で検索して情報をあつめてブログは読んでしまう。エンジニアってそういうタイプの人多いです。あなただけじゃないです(笑)。だから有効なんです。
ブログは楽しみながら続けることがポイントです。
こんな心配をされている方はどうすれば?
実績が乏しい方
→ランサーズなどのクラウドワークス系で見せれる実績を先につくることです。ここは儲けるというよりも、実績づくりとわりきって単価が安くてもとりあえず受注しましょう。
スキルに自信がない方
→プログラミングスクールでスキルを身につけましょう。
2.フリーランスエンジニアに案件をふれそうな制作会社/代理店に直接連絡する。
営業苦手なのにな・・と思われた方。この方法はそこまで難しくありません。あなたがお住まいの「地域名+WEB制作(アプリ開発)」、またはあなたの得意な「業界名+WEB制作(アプリ開発)」で検索して上位のサイトからメールで連絡するだけです。50社くらいリストアップしてこつこつ送信しましょう。
その際メールで書くことは以下のとおり。
メールの内容
- 自己紹介
- 仕事を手伝いたいこと。
- キャリア、スキル。
- 詳細はこちらをご確認ください→1で作ったサイトの紹介する。
これだけでOKです。本気で一緒に仕事したいところは、御社と仕事したい理由を熱く書いておくのもありです。
そんなことで返信がくるの?と思われるかもしれませんが実際に返信来ます。よくフリーランスのエンジニアの方にこの方法を進めていますが皆10%程は返信がありますし数社はお会いしましょうとなるのが普通です(もちろんメール内容&スキルによる)。
本当?と思われるかもしれませんが会社勤めの頃を思い出してください。エンジニアは慢性的に人手不足ではっきりいってどこの制作会社も「即戦力」が喉から手がでるほど欲しいのが実情です。そんなときブログをみると人柄もわかってスキルもキャリアもぴったりな人から連絡がきたらどうしますか?あなたが社長なら会ってみたいですよね。
それと同じです。臆せずどんどんメールしましょう。
コミュニケーションコストが異常に高い方へ。
コミュニケーションは本当苦手。時間給とストレス考えたら自分のコミュニケーションコストは相当高くなる・・・。この気持ちわかります。
サイトから問い合わせ返信するのでさえ苦手です!会いに行って話すとか絶対むり。そういう人は「営業が強い人と組むこと」で悩みが一発で解消します。たしかに営業を挟むと30%〜50%(交渉次第)手取りはすくなくなりますが、それでストレスなく生産性があがり結果として多くの案件をこなせるのならそのほうが時間単価もあがって効率的です。
俺は、私は死ぬまでコードだけを書いていたいんだ!という人はこちらのほうが向いています。だからサラリーマン辞めてフリーランスになったんだよぉ!という方は信頼できるパートナーを見つけましょう。
パートナーの見つけ方は紹介が一番だと思います。私はこの営業の側の人間だったのでよほど変な人以外は喜んでつきあっていました。営業マンの視点からすればふれる相手が増えればどんどん仕事とってきて収入もあがりますから。わるいことはないです。
注)たまにはクライアントと直接コミュニケーションもとりましょうね。そのほうがさらに生産性もあがりますよ。
3.フリーランスエンジニア向けの案件サイトに複数登録しておく。
案件欲しい。そういう人に限ってじつは案件サイトに登録していなかったりします。登録するのは基本中の基本です。いま案件があるから、という人もフリーランスが仕事がなくなるのはいつだって「突然」ということを覚えておきましょう。
いますぐ案件を受けるか受けないかは関係なくて、登録しておくだけでフリーランスの保険に入っているような意味合いです。たとえばこんなメリットがあります。
登録するメリット
- 時代の流れがわかる。
- 自分の単価、相場観がわかる。
- どんな案件があるかわかる。
- コーディネーターに相談できる。
とくにフリーランスというのは仕事やキャリアの相談する人がいない・・・ということになりがちなので「業界に詳しいコーディネーターに直接相談できる(多くは無料)」というのは実はかなりメリットがあります。
登録まだの人はいますぐ登録だけはしておきましょう。案件がなくなった時にはすでに遅いです。当サイトのおすすめを以下にリンクしておきます。
以下の記事も必読です。
それでは今日はこのへんで。
それではまた!