
今日はそんな質問に答えてみたいと思います。
この記事の内容
- フリーランスエンジニアがリモートワーカーになる方法
- リモートワークで幸せなライフスタイルを保つためにすべきこと
- 働き方は生き方。自由になることだけを目的にしない
私自身、海外でノマドワークするようになってずいぶん経ちましたが、最近は本当に場所に縛られずに働くフリーランスの方が多くなってきました。バンコクやチェンマイのコワーキングスペースやカフェには日本だけではなく世界中からやってきたノマドワーカーがPC一台で仕事をしています。
そういった世界中からあつまったノマドワーカーと呼ばれる人たちの働き方をみて、また彼らと交流してきた経験から、今回の記事ではフリーランスエンジニアが場所に縛られない働き方を手に入れるためにどうすればいいのか、そしてどうすればその生活を楽しめるのか、というテーマで話をしたいと思います。
3分くらいで読み終わります。
フリーランスがリモートワーカーになって幸せに生きるためのために。
結論からいうとフリーランスエンジニアがリモートワーカーになるためには大きく2つの方法があります。
2. 自分で仕事を獲得する。
またリモートワークという生き方を楽しむための秘訣は「コミュニティに属すること」です。
詳しく説明します。
フリーランスエンジニアがリモートワーカーになる方法
基本的には先にあげた「常駐から非常駐になる」方法と「自分で仕事を獲得する」の2つがあります。フリーランスといえば自分で仕事を獲得しなければならないので不安定な印象を受けますが、実際には業務委託として仕事を受け持ち「非常駐として働いている」人のほうが多いです。
正直、非常駐の人のほうが仕事も安定しているのでビギナーのうちはそちらを進めます。
1.常駐から非常駐になる。
基本的にはフリーランス向けの案件エージェントがありますのでまずはそちらに登録してください。いきなり非常駐という案件は少ないので、まずは常駐から、そこで信用を勝ち取ってから非常駐になるというのが一般的です。
すぐに非常駐になるのは無理か・・・と思われる方もいるかもしれませんが、これは発注する側、受注する側の双方にとってメリットがあります。短い期間でも顔をあわせて働いたもの同士だとリモートになったときのコミュニケーションコスト(ストレス)が全然違います。それに今からフリーランスいなる人はいきなり「独立」ではなく「転職(常駐)」してから、軌道に乗ったところで独立(非常駐)とおなじ意味なので、精神的負担も成功率も高いこの方法を強く推奨します。
2.自分で仕事を獲得する。
これはたくさんの方法があるのでここでは簡単に紹介するのとどめます。個人的には1の方法のほうが明らかに成功率も安全性も高いのでいきなり個人営業というのはすすめていません(エンジニアの以前に営業マンとして相当優秀だった方は別です)。
個人的には「1.常駐から非常駐になる」を経験しながら仕事をリズムに乗って来たところで個人営業を徐々にはじめていくのは一番成功率が高いです。なぜならエンジニアとして独立したはずなのに、いつ仕事がなくなるかわからない恐怖と戦いながらコードを書くのは思っている以上に大変なことです。創造的な仕事というのは心理的な安全性があるなかでこそ捗ります。将来的に個人営業を視野にいれるとしても最初からやる必要がないと思うのはこの理由のためです。
リモートワーカーが幸せなライフスタイルを保つためにすべきこと
ネット上でフリーランスやリモートワークについて語られるときこの視点が抜けているなと感じることが多々あります。実際にはリモートワークをしたことがない人が書いているかもしれませんが、基本的にノマドワーカーの敵は「孤独」です。場所も自由、付き合う人も自由といった生活を長く続けていると、どこにも自分の居場所がないような精神状態になります。仕事は順調なのにどこか人生が充実していないような感覚になるのです。私自身がそうでしたし、多くのノマドワーカーがその気持ちを味わっています。
憧れのリモートワークを手にしたのに、やっぱりオフィスでみんなと一緒に働きたい。そういって正社員にもどる人もたくさんいます。会社員ですとともに働ける仲間がいるのもそうですし、エンジニアの場合はスキルを一緒に学べることも大きなメリットです。そのためリモートワークを長く続けるため、充実したものにするためにはコミュニティの存在がとても大切なのです。以下では具体的にどのようなコミュニティに属すればいいのかおすすめの方法を参考としていくつかあげます。
1. コワーキングスペースで働く。
独立してから1年くらいたったころでしょうか。エンジニアをやっていると1日中家にいる、なんてこともあって収入は増えていったのですが自宅で働くのが嫌になりコワーキングスペースに登録しました。料金はかかりますがどうせ1日数回カフェにいくことを考えたら料金的にも安く感じました。
なぜこれだけいまコワーキングスペースが多いかといえばそれは「フリーランスといえども人は一人で働きたくない」という心理があるからだと思います。そこではたらく人は業種が違い、コラボすることはなくても一緒にはたらいているだけで仲間感がありますしみんなが働いてるから自分も働くくというモチベーションにもなります。なのでお金を払ってでもコワーキングスペースで働くことは価値あることだと思います。
2. ミートアップに参加する。
海外ではよくあるのですがその町のノマドワーカーが月に数回あつまって食事をするといったミートアップです。そこでゆるく関係をつくりながら、たまにどこかのカフェとかで仲間内が主催するワークショップを行ったりします。
日本にもFBとかで検索するとあると思いますのでそういったミートアップに気分転換ででかけるのおすすめです。異文化交流会とかそういうのは個人的におすすめできない理由は、仕事欲しい人だらけが集まって(つまり暇で儲かってない人)、無意味な会話をしなければならないからです。そういうのはでなくゆるくつながりながら、互いに助け合うというコミュニティに参加することをおすすめします。
3. 情報発信して仲間をつくる。
これもおすすめです。ブログなどを地道に更新しながらオフ会を自分で開催する方法です。当然、自分のブログ/SNS経由であつまって来た人なので自分と同じ趣向の人が多くなり、自然と会話も弾みます。すこし時間がかかる方法ですが、長い目で見るととても有効な方法なのでぜひ試してみてください。
リモートワークは幸せに生きるためのひとつの選択肢でありゴールではない
フリーランスになってリモートワーカー、ノマドワーカーになって自由に生きる!そんな目標を掲げることは素晴らしいことだと思います。ネット上にもそういった情報を発信して「自由を手にいれよう」という文言があふれています(それで胡散臭い商売している人がいっぱいいますが)。
けれど「場所に縛られず自由に生きる」というのはあくまで手段であり、そこをゴールにしてはいけません。そこからどうする?というのは一番大事です。自由だから幸せ?ではなく、幸せに暮らすために自由に生きたい、ということを考えるべきです。
ちょっと説教くさくなってしまいましたが、あくまで「働き方」をどうするかはあなたの人生をいま以上に幸せにするためのひとつの方法でしかないということを忘れずにいてください。そこのところを忘れずにいればリモートワークというのはとても素晴らしい働き方だと思います。
参考記事
フリーランス向け案件サイトの選び方+おすすめ3選【登録価値あり】
フリーランスエンジニアになりたいなら業務委託から始めるのが簡単です。
応援しています。
それではまた!