「WEBデザイナーとしてそろそろ次のキャリアを考えるときがきた」「転職をすこし考えてるけど情報収集をかねて転職サイトに登録したい」
今回はそんな方向けに記事を書いてみました。
転職サイト&エージェントってご存知の通り山ほどありますよね・・・。今回はWEBデザイナー&WEBエンジニアの方向けに、転職?というキーワードが思い浮かんだらまず登録しておいたほうがいい「まずは登録すべき&かつ本当にIT系の転職に有利」という視点で3社に絞り込みました。
私自身、エンジニアからエージェントを利用して同じWEB業界に転職した経験があります。また経営コンサルタントとしてWEB系転職サービスのサポートした経験もありますので業界には知見があります。そういった背景から話をしたいと思います。
本当におすすめできるWEB系転職サイト&エージェント
結論からいうと転職活動がちらついたらまずは以下の2社に登録しましょう。
【厳選】おすすめWEB系 転職サイト&エージェント 2社
・レバテックキャリア (ITといえばここ。IT・Web業界に特化した転職エージェント)
・マイナビエージェント (ご存知『マイナビ』がIT業界に特化したサービスです)
理由を説明します。
WEBデザイナー向けの転職サービスを選ぶポイント。
最大のポイントは「業界経験値」と「案件の量」です。
1.キャリアカウンセラーのIT「業界経験値」は必須。
まず業界経験値というのは簡単にいえばどれほど「IT業界にコミットしているか」ということになります。上記2つのサービスは「ITに特化」した転職エージェントのため、当然ですが他のサービスよりもより転職者のニーズも理解していますし、業界のネットワークも強く独自案件を多数もっています。
これは転職活動時に非常に重要で、もしキャリアカウンセラーが「PHPって何?」という方だったらもうそこから話は進みません。なのでIT業界に転職するならば特化型のサービスにすることが必須です。
2.「案件の量」多さはそのままあなたの可能性を広げる。
当然ですが「案件の量(分母)」が少なければ良い案件が見つかる可能性も低くなります。そのため3大転職サービスのひとつであるマイナビの「マイナビエージェント」は大手だけに業界トップクラスの求人数があり心強いです。またレバテックもマイナビほどの知名度はありませんがIT転職業界では誰もがしる転職サービスで案件の多さには定評があります。
つまり「案件の量」と「業界経験値」の高いキャリアカウンセラーが在籍しているサービスを利用すれば、必然的にあなたにフィットする求人が他のサービスに比べて高くなるのは当然のことです。新卒の勢いで、転職しなきゃ!リク◉ビだ、ではだめなんですよ。転職はあなたの人生がかかっていますから、それを預けるべくサービスをきちんと選びましょう。
転職エージェント or 転職サイトのどちらを選ぶべきか。
転職活動を開始する際、「転職エージェント(カウンセラーあり)」と「転職サイト(自分で応募)」の2種類がありますが、私はよほど事情がない限りエージェント型をおすすめします。転職サイトは情報収集程度ならばいいですが、星の数ほどあるWEB会社からあなたに最適な会社を自分自身で選ぶのは正直かなり困難です。
転職をするからには「あなたにはあなたの理由」があり、求人情報だけでその条件を満たす会社を見つける自身はありますか?それともうひとつ大事なことはどの求人サイトも良い案件は「非公開求人」にしているということです。理由は簡単で求人広告掲載費用とエージェントの紹介費用では転職サービス側からすれば雲泥の差があるからです。
それにプロのカウンセラーからアドバイスをもらってもあなたが追加料金を負担することはありません。なので利用者側からすれば使わない理由がないのです。転職サイトとエージェントをわけているのは転職サイト側のビジネスモデルの都合にすぎません。
WEBデザイナーにおすすめする転職エージェント2つの特徴。
1.レバテックキャリア
総合転職サービスではなくITに特化しているので業界を深く狭く知り尽くしています。なのでまったく他業種に行きたい方には向いていませんが、IT業界のなかで自分のベストマッチする会社を選んでほしい人はレバテックで間違いないです。専門用語を交えて話をしたい、業界について深く話を聞きたいかたはぜひレバテックを利用してみてください。
- 業界トップクラスの求人数がある。
- 専門用語で会話ができるキャリアアドバイザーがいる。
- 企業別対策で内定率が格段に上がる。
2.マイナビエージェント
ご存知「マイナビ」のIT業界に特化したエージェントサービスです。
40年の歴史を誇る大手サービスだけあり企業別の面接対策のノウハウが強い。レバテックのほうがITに絞り込んでいる会社なのでより深くという印象ですが、マイナビは大手サービスなので情報量とネットワークがすごい。しかも求人案件の80%が非公開案件となっており、直接キャリアカウンセラーからアドバイスをもらうことでITを軸に幅広く相談したい人には絶好のサービスです。
- 40年の歴史がある老舗大手サービス。
- 非公開求人が全体の8割。
- 徹底した面接対策がある。
じつは私自身が転職時に利用したのもこの2社+数社でした。結果、明らかにこの2社のレベルが違ったのでここで強くおすすめします。またここですこし裏話をしておくと、じつは私が学生時代長いことリク●ートでアルバイトをしていたこともあり、転職業界については就職するまえからある程度の知見があったので、このふたつを軸に考えました。
結果正解でした。
私の恥ずかしいエンジニア転職体験談【昔話】
ここで私の恥ずかしい昔話をすると、じつは最初は大手の転職サイトに登録して自力で転職活動をしていました。それが辛くて、辛くて。まず転職活動をするということは理由があり、前向き、後ろ向きにせよ本人は真剣に悩んでいます。誰も相談相手がいないなか申し込み、面接と続けていくと精神的にかなり消耗します。それも日常業務をこなして、日程を調整してと忙しい中で繰り返されます。
じつは私の場合、エンジニア時代、いま思い返せば「うつ病」に近い状態でした。それが理由で転職活動を始めたのに、うまくいかなくてますます症状を悪化させました。最後に上記の2社に頼ったのですが、カウンセラーさんがそういった状況を聞いてくれた時、涙がでそうでした。
私は転職サイトではなくて転職エージェントを勧める背景にはそういった物語もあります。しかし私のような状況でない方も社会人の転職は時間のないなかタイトなスケジュールで、効率よくやらなければならないのでプロフェッショナルの協力は必須です。
また「いまはまだいい」と思ってる方に警告しておくと「いますぐ」になったときあなたは冷静さを失いますので、登録だけはいますぐやっておきましょう。カウンセラーさんも時期をみながら相談してくれるので、現段階でまずは上記の2社に登録してカウンセラーさんにいつでも相談できるコネクションだけは絶対つくっておきましょう。
まとめ:転職活動は効率よく&転職を決意してからでは遅すぎる。
転職サービスは山ほどありますが餅は餅やにしぼって、パートナーシップを組むくらいの気持ちですすめることです。なのでたくさん登録するよりも少なくても確実なサービスを利用しましょう。時間をかけて互いに理解し合いながらすすめるくらいの気持ちが必要です。「やめてやる!」と感情的になり焦っているときには冷静にはなれませんし、時間がないと良い決定はできません。転職準備はしっかり時間をかけたほうがうまくいくことはデータでも明らかです。
また転職サービスを利用するのは「転職が決定的になったとき」に登録するのでは遅すぎます。常に選択肢として「手元」においておくために、いますぐ登録だけはしておくべきです。各社登録は5分とかかりませんが、一生を左右するキャリアの保険をかけるのは「いま」です。「いつか転職」と思ってる方も、いつかなど一生来ません。
行動するのは「いま」です。
ちょっと昔話をして熱くなってしまいましたが、それではまた!